2020年8月18日、本学と田川市にある県立西田川高校は、連携教育に関する協定を結びました。
これは、西田川高校が2021年4月から生徒の興味のある授業を独自の時間割に組み込んで学べる単位制高校となるのを機に、本学の講義を生徒に開放することで、学習の幅をひろげ学問への関心を高める仕組みを盛り込んだものです。
高校生徒が授業の選択肢として大学の講義を受講することで、高校の単位を取得するとともに、本学や他大学等に進学した場合に大学の卒業単位としても活用の可能性をもつなど、生徒にとって魅力的で大きなメリットがある取組である一方、本学学生にとっても、高校生とともに学ぶことで新たな刺激をもらうことができると考えます。本学の柴田洋三郎 学長は、「この取組は地域における教育水準の向上と地域人材の育成を目的としたもの」と述べ、地域活性化にもつなげていきたいと話しました。今後は、高校側と本学とで相互理解を深め、様々な交流を進めていくことで、高大連携を大きく推進していくことが期待されます。
前列左から宮原西田川高校校長、柴田県大学長
後列左から井出県教委高校教育課長、松浦県大理事、上野県大理事