公共社会学科では、学生の課題解決能力を高めるために課題解決型の社会調査実習に力を入れています。社会調査実習では、地域の課題を発掘し、問題が生じる社会構造を社会調査で明らかにし、解決策を報告書にまとめ発信するまでの過程を学生が主体的に担います。学科では、自治体関係者等をお招きしての社会調査実習成果報告会やリカレントセミナーを主催し、学生のプレゼンテーション能力の涵養にも力を入れて参りました。
2021年度の調査実習では、調査実習での知見を「田川市中小企業振興ビジョン」の実現に還元することを目的に、担当教員の佐野が参加する田川市産業振興会議・実務責任者会議との協働で実施しました。田川市産業振興会議・実務責任者会議メンバーが参加した本実習は、課題解決型授業という点においても、学生の社会人基礎力の涵養という点においても意義があるものになりました。
来る8月18日(木)には福岡県中小企業家同友会主催の「中小企業魅力発信月間大勉強会 持続可能な地域をどうつくる!?(中小企業振興条例と新しいキャリア教育)地域の課題を捉える市民実態調査を大学生が行った!調査結果を学生の視点で、クロス分析すると・・・!?」で調査結果を報告させていただく予定です。
本調査にご協力いただきました田川市民の皆様に厚く御礼申し上げます。
調査結果のダイジェスト版はこちら ➡ 社会調査実習報告書ダイジェスト版
調査計画から報告書の完成までの道のりはこちら ➡ 社会調査実習
『循環型社会形成のための田川市民の意識・ニーズの調査』グループ 受講生一同
担当教員 佐野麻由子