このたび、2021(令和3)年度大学院人間社会学研究科入学試験において、心理臨床専攻における専門科目の試験問題の一部に出題ミスがあることが判明いたしました。出題ミスの内容、発見の経緯及び本学の対応は次のとおりです。
なお、この対応による入学試験の合否判定への影響はなく、不利益を被る受験者はおりませんでした。
1.実施の概要
試験実施日 令和2年10月17日(土)
合格発表日 令和2年10月23日(金)
受験者数 心理臨床専攻11名
2.出題ミスの内容
本問は、第三世代の認知行動療法の創始者と治療法の組み合わせの正しいものを(あ)~(お)の中から一つ選択する問題である。下記、波線部分について誤植があり、正答がない設問になっていた。
①アクセプタンス&コミットメントセラピー
②マインドフルネス認知療法
③行動活性化療法
④メタ認知療法
創始者 A)Wells B)Hayes C)Wells D)Martell
(あ)①-D ②-B ③-C ④-A
(い)①-B ②-A ③-D ④-C
(う)①-A ②-C ③-B ④-D
(え)①-C ②-D ③-A ④-B
(お)①-B ②-C ③-A ④-D
3.出題ミスの発見の経緯
採点者が答案の採点中に発見した。
4.出題ミスへの対応
当該問題 問2(7)について、配点5点中5点を全受験者に与えることとした。なお、全ての受験者の合否に影響はなかったことを確認した。