参加者募集
行動分析学と環境調整の考えを取り入れながら発展させてきたペアレントトレーニングを応用して、保育 ・ 教育現場における 特別 支援教育のスキルアップを目指します。
教室の中にはいろいろな子どもたちがいます。「授業中、教室からいなくなる」、「授業中、友だちの邪魔ばかりする」、「わすれものが多い」、「休み時間に友だちとけんかばかりしている」、「こちらから何度注意しても伝わらない」など、子どもが周囲にとって困った行動をしてしまうとき、無理してやめさせようとしてもなかなかうまくいかず途方にくれたことはありませんか?
実は、このようにくり返される行動には、子ども自身も気がついていない理由や意味が隠れています。理由や意味があるからこそ、それらの行動だけを止めようとしてもなかなかうまくいきにくく、お互いが苦しくなってしまいます。
行動を観察し記録していくと、子どもがどんな思いでその行動をしているのかが見えてきて、子どもと支援者、両者の心がほっと楽になることがあります。そのうえで、それに代わる適切な行動を、子どもに合ったペースで身につけていけるよう、ていねいに支援していくと、いつのまにか子ども叱る機会が減り、ほめる場面が増えていきます。
この行動の観察・記録・理解の枠組みの一つが応用行動分析学であり、そこに環境調整の考えも取り入れながら発展させたものとして、私たちが取り組んできたペアレントトレーニングという支援の方法があります。
私たちはこのようなペアレントトレーニングの取り組みを続ける中で、家庭だけでなく、保育・教育現場における特別支援教育にも応用可能だと考えるようになりました。実際に私たちは、現場の先生方とともにそれを実践し、効果を上げてきました。これまで蓄積してきた多くの考えを先生方にお知らせし、また先生方がお持ちの考えを共有することで、さらなる特別支援教育のスキルアップができればと考えています。
スケジュール
① 期間
2022年6月 3日(金)
6月17日(金)
7月 1日(金)
7月15日(金)
7月29日(金) 全5回
*新型コロナウイルス感染症拡大状況等によってはやむを得ず、日程の変更等が生じる可能性があります。その場合は速やかにご連絡差し上げ、状況に応じて再度日程を調整させていただきます。
② 時間 18:30~21:00(受付18:00~)
前半 約50分:講義
休憩 約10分
後半 約1時間30分:事例の共有、検討
③ 募集人員・対象
20名程度
子どもの保育・教育、それらの支援などに携わっている人
募集要項はこちらからダウンロードしてください 募集要項
コロナウイルス感染症対策についてこちらをご覧ください 対策について