• English
  • 中国語
  • 韓国語
文字サイズ
  • 標準
  • 拡大

公立大学法人 福岡県立大学

HOME>人間社会学部>社会福祉学科
社会福祉学科

社会福祉コースで行う実習

ソーシャルワーク実習

社会福祉士の資格取得を目指す学生は、まず2年次に、ソーシャルワーク実習指導の一環で「プレ実習」を3日間行います。その上で、2年次の春休み「ソーシャルワーク実習A」を7日間(56時間)以上、3年次の夏休みに「ソーシャルワーク実習B」を23日間(184時間)以上、合計で240時間以上の実習を行います。実習とは、実際の社会福祉の現場に通いながら、現場の社会福祉士から直接、技術指導を受けるもので、大学の授業だけでは学べない実践的な技術を体験的に学ぶ貴重な機会となっています。

実習先は、①児童福祉に関する施設・相談機関、②社会福祉協議会(福祉のまちづくりを推進する機関)、③障害児・障害者の福祉に関する施設・相談機関、④高齢者の福祉に関する施設・相談機関、⑤病院などの医療機関の5領域となっており、この中から自分が実習をしたい領域を決めて、そこで実習を行うことになります。

精神保健福祉援助実習

精神保健福祉士の資格取得を目指す学生は、3年次に「精神科病院見学実習」「精神保健福祉援助事前実習(プレ実習)」、そして障害福祉サービス事業を行う施設等(例えば、精神障害のある方々が働くための準備を行う事業所やグループホーム等)での「精神保健福祉援助実習」を行います。さらに、4年次には精神科病院で「精神保健福祉援助実習」を行います。精神保健福祉援助実習は必ず2か所で行い、合計で約5週間(210時間)以上の実習を行います。実習中は、現場で働く精神保健福祉士の面接に同席したり、精神障害のある方々に実際に接したり、大学の講義で学んだ知識・専門的援助技術等を活かした体験をします。このような体験から精神保健福祉士として必要な力を身につけていくことになります。

なお、本学では精神保健福祉士を目指す学生は社会福祉士の指定科目を履修しておくことが条件となりますので、上記実習に加え、3年次に「ソーシャルワーク実習A・B」を履修する必要があります。

学校ソーシャルワーク実習

本学では「スクール(学校)ソーシャルワーク教育課程」を開設しています。スクールソーシャルワーカーとしての実践経験を積むため、4年次に「学校ソーシャルワーク実習」を行います。「学校ソーシャルワーク実習」ではスクールソーシャルワーカーからのマンツーマン指導を受けながら、学校や教育委員会を中心に80時間以上の現場実習を行います。さらに、スクールソーシャルワーカーとして連携を行う関係機関として、放課後等デイサービス、児童養護施設、児童家庭支援センター、要保護児童対策地域協議会などへの見学実習や体験実習なども行っています。その他、本学の「不登校・ひきこもりサポートセンター」の県大子どもサポーターとして直接的に児童生徒の支援を行うなど、計200時間に及ぶ充実した全国屈指の実習プログラムを通じてスクールソーシャルワーカーの養成を行っています。
トップ
このページのトップへ