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公立大学法人 福岡県立大学

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社会福祉学科

教員・ゼミ紹介

本郷 秀和 教授

【研究分野】

・高齢者の福祉(認知症や介護を要する高齢者の支援、孤独死、買い物・移動弱者、ターミナルケア他)

・地域の福祉(地域の高齢者問題や支援、NPO団体、すみやすい福祉の地域づくりほか)

・社会福祉の相談支援(社会福祉士の役割や相談支援の方法・あり方他)

【担当授業】

(学部)高齢者福祉論、ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅱ、ソーシャルワークの理論と方法B、ソーシャルワーク演習他

(大学院)高齢

者福祉研究・演習、量的研究法、特

別研究(修士論文指導)他

【ゼミ紹介】

 ゼミでは主に高齢者や地域支援について研究していますが、最近は学生の皆さんの要望により様々なテーマを取り上げることもあります。 ゼミの柱としては、卒業研究(卒業論文)の作成のための講義や演習等を行っていますが、企業研究(就職先を検討するにあたっての様々な福祉組織や社会福祉士の仕事と待遇等)、国家試験に関することも時々やっています。学生の皆さんは、各々マイペースで目標をもって主体的にとりくんでいます。毎年ゼミの卒業生は、高齢者・障害者・児童福祉施設や病院、公務員、一般企業等、様々なところに就職しています。

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住友 雄資 教授

【研究分野】

厚生労働省の発表によると、わが国には300万人を超える精神障害者がいます。精神科病院に入院している精神障害者は約30万人ですので、大多数は地域で生活しています。しかし、差別・偏見を受けやすい精神障害者や家族は、地域で生活しづらい状況が続いています。そこで、ソーシャルワークの視点から、精神障害者が地域で生活しやすい援助・支援法の開発とそれを下支えする社会環境を構築する方法を研究しています。そのためにはケアマネジメントという技術とケアマネジメントが有効に機能するシステムが不可欠で、両者を統合した地域サポートシステムを構築する研究をおこなっています。同時に、ケアマネジメントを担う福祉専門職が必要になりますので、その観点から精神保健福祉士等をどのように養成するかということも研究しています。

【担当授業】

(学部)精神保健福祉の原理Ⅱ・精神科リハビリテーション学Ⅱ・精神保健福祉援助技術各論Ⅱ・社会福祉学演習・卒業論文

(大学院)社会福祉研究法・質的研究法・精神保健福祉研究・精神保健福祉演習・フィールドワーク・特別研究

【ゼミ紹介】

ゼミでは、卒業論文を執筆するためのさまざまな学習を行っています。そのために、まず研究法や研究倫理、社会福祉に関する基本文献の収集・講読・発表・討論等を行います。その上で、ゼミ生が関心を有する文献の収集・発表・討論等を通して、各自が研究テーマを決め、そのテーマをより深めながら、最終的には卒業論文を執筆します。

村山 浩一郎 教授

【研究分野】

私の研究分野は「地域福祉」です。現代の社会福祉では、専門職・専門機関だけでなく、地域住民による様々な福祉活動も重要な役割を果たしています。地域福祉は、地域住民の福祉活動を支援し、福祉の視点からの地域づくりを進めていく分野です。

【担当授業】

(学部)地域福祉論Ⅰ・Ⅱ、福祉行財政と福祉計画、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワーク実習、ソーシャルワーク演習B、ソーシャルワーク演習C、社会福祉学演習、卒業論文

(大学院)地域福祉研究、地域福祉演習、特別研究

【ゼミ紹介】

村山先生ゼミ写真②.jpg

私のゼミでは、住民による地域福祉活動や社会福祉協議会(地域福祉の専門機関)の支援活動、自治体の地域福祉政策などに関心のある学生が集まり、地域福祉に関連する文献を読んだり、ディスカッションをしたりしながら学習しています。また、大学で学習するだけでなく、大学近隣の地域に出てフィールドワークも行っています。そして、4年次には自分で決めた研究テーマについて卒業論文を作成します。ゼミでは、各自の研究内容を報告し合って「学び合い」を行っています。並行して、就職活動の支援についても力を入れています。ゼミの卒業生は、行政機関、社会福祉協議会などのほか、医療機関、社会福祉施設、一般企業などに就職し、活躍しています。

奥村 賢一 准教授

【研究分野】

・学校現場におけるスクールソーシャルワーカーの専門的役割に関する研究

・児童虐待の防止に向けた家族支援に関する研究

・知的障害・発達障害児(者)の地域生活支援に関する研究

【担当授業】

(学部)学校ソーシャルワーク論、学校ソーシャルワーク実習指導、学校ソーシャルワーク実習、子ども家庭福祉A、家族福祉論、社会福祉学演習、卒業論文他

(大学院)子ども家庭福祉研究、子ども家庭福祉演習、特別研究

【ゼミ紹介】

奥村ゼミの主役は学生一人ひとり。毎年、個性豊かなメンバーと素敵な時間を過ごしています。卒業論文のテーマはオールジャンルOK。その時、学生が最も興味・関心のある事をテーマに取り上げ、ソーシャルワークの視点から研究を進めていきます。3年次ではゼミメンバー全員で卒業論文を作成するための基礎的な学習を深めていきます。4年次からは個人指導の機会を増やしながら、卒業論文を書き上げていきます。時には、みんなでピクニック、キャンプ、飲み会、遊園地、誕生日パーティー、クリスマスパーティーなど、遊ぶときは思い切り弾けて楽しむこともゼミの醍醐味の一つだと考えています。そこで蓄えたエネルギーも活用して卒業論文にはみんな真剣に取り組んでくれています。卒業生の就職先は、スクールソーシャルワーカーや医療ソーシャルワーカーをはじめとする様々な分野の福祉職から、公務員、ミュージシャンまで幅広くバラエティに富んでいます☆彡

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廣田 久美子 准教授

【研究分野】

・社会保障法(特に、障害のある人の生活や就労支援の保障について研究しています。)

【担当授業】

(学部)社会保障論Ⅰ・Ⅱ、公的扶助論、権利擁護と成年後見制度、社会福祉学演習、卒業論文他

【ゼミ紹介】

社会保障や福祉、労働問題、具体的には、医療・年金・介護・生活保護・社会福祉(障害者・児童・高齢者)、人権等に関わる問題を対象として、その各分野における制度や法の構造、問題点、解決策について議論し、考察していくゼミです。参加者がそれぞれ関心のあるテーマを選び、議論をしながら、一つの物事を深く、且つ、多面的に考えることのできる論理的思考力や、プレゼンテーション能力、課題解決力を培っていきます。

河野 高志 准教授

【研究分野】

・ソーシャルワーク論(社会福祉における対人支援方法などの研究をしています。利用者のニーズと社会資源を結びつけるケアマネジメント方法や多職種連携の展開の研究、生活状況を把握するためのコンピュータ支援ツールの開発などに取り組んでいます。)

【担当授業】

(学部)社会福祉学概論Ⅱ、ソーシャルワーク演習A、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワークの理論と方法A、ソーシャルワーク実習、ソーシャルワークの理論と方法D、ソーシャルワーク演習C、社会福祉学演習、卒業論文、日本事情A

(大学院)ソーシャルワーク研究、ソーシャルワーク演習、特別研究

【ゼミ紹介】

主に、社会福祉の支援方法に関するテーマを扱っています。ゼミでは、社会福祉に関する近年のトピックをまとめた論文や専門雑誌、テキスト等を用いて学生による発表とディスカッションの形式で授業を行っています。そして、学生1人ひとりの関心を大切にし、社会福祉のテーマをもとに学生1人ひとりが卒業論文を作成していけるようサポートしています。また個別の指導も並行して行うことで、学生1人ひとりの進み具合にあわせた卒論指導や学習支援ができるよう配慮しています。近年の卒業論文では、「医療ソーシャルワーカーの退院支援に関する一考察」「福祉における行政・NPO間の協働関係の構築」「高齢者のアルコール依存症の予防に関する一考察」「障害者の社会的孤立の解消に向けた社会作りの方法」「非行少年の実態と支援の展開に関する一考察」「車いすテニスプレーヤーの抱える問題」といったテーマを設定した学生がいました。

寺島 正博 准教授

【研究分野】

・知的障害者のグループホームにおける従事者の専門職性

・障害福祉サービス従事者における無意識の虐待

・養護者における無意識の障害者虐待

【担当授業】

(学部)障害者福祉論、精神保健福祉の原理Ⅰ、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワーク演習B、ソーシャルワーク演習C、社会福祉学演習、卒業論文

【ゼミ紹介】

寺島ゼミでは、本や統計データからだけではなく、フィールド調査を基にした実態把握にも力を入れていることから、実践現場に即した研究を行っています。学生は自分たちに何ができるのか、何をしなければならないのかを体感しながら研究しているため、積極的にゼミに参加しています。また、社会福祉士の国家試験対策については、寺島先生が社会福祉士の資格予備校の先生でもあったことから、勉強方法や勉強会の進め方、分からない問題を懇切丁寧に教えて下さいます。私たちも先生のその熱意に答えることができるように、しっかりと勉強を進めています。寺島ゼミは先生と学生が一緒に真面目に楽しく学べる環境だと思います。障害分野に進みたい人、やる気がある人にお勧めです。ぜひ寺島ゼミで大学生活を謳歌してください。original-D6E86643-21F1-4672-8B6B-2903DB18F6AA.jpeg

松岡 佐智 講師

【研究分野】

・高齢者福祉:「高齢者虐待の予防・再発防止に向けた課題」(入所施設の職員に焦点を当て、「施設内虐待予防に向けたセルフチェックシステムの開発」についての研究)

・社会福祉教育:社会福祉専門職養成としての実習のあり方や学生に対する実習教育方法、及び実習受入れ側の施設等との連携のあり方等

【担当授業】

(学部)ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅰ、ソーシャルワークの理論と方法C、ソーシャルワーク演習 A、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワーク実習、ソーシャルワーク演習 C、社会福祉学演習、卒業論文

【ゼミ紹介】

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松岡ゼミでは、まず卒業までの2年間における「卒業論文」、「実習」、「国家試験」、「就職活動」に関する自分の計画を立てた上で、ゼミを始めています。そして、①自分の関心あるテーマの文献リストを作成と先行研究の収集、②先行研究レビュー、ゼミの中で発表及びディスカッション、③卒論の研究計画作成と研究方法を決定、④章立ての作成及び研究の開始、執筆というような流れで行っています。これまでの松岡ゼミの卒論のテーマは、「高齢者を対象としたファッションセラピー」、「在宅介護における介護者支援」、「共遊玩具に焦点を当てた障害児支援」、「大学生のボランティア意識」、「インクルーシブ教育」など様々ではありますが、ゼミメンバー間で和気あいあいとディスカッションをし、調査等は協力をしあいながら取り組んでいます。旅行に行ったらお土産を買ってきたり、ゼミメンバーでご飯を食べに行ったりと楽しく交流も深めています。

畑 香理 講師

【研究分野】

医療ソーシャルワーク実践について関心を持ち、研究に取り組んでいます。医療ソーシャルワーカーは、ケガや病気によって、介護が必要になった方や仕事を長期間休んだり辞めなくてはならなくなった方等が、つらい思いをしていたり、大変な状況に置かれていたりするのを支え、患者や家族の方に介護サービスの紹介や復職(復学)するための支援等をしています。また、病院等ではさまざまな医療専門職が働いていますが、それら医療専門職と「チーム」を組んで、患者や家族の方々にかかわります。その方が、病気になっても「自分らしく生きていきたい」「いろんなことにチャレンジしたい」という想いを大切にしながら支援する社会福祉専門職です。このような医療ソーシャルワーカーの実践に関する研究や、医療専門職等との連携について研究しています。

【担当授業】

(学部)保健医療論、医療ソーシャルワーク論、ソーシャルワーク演習B、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワーク実習、ソーシャルワーク演習C、精神保健福祉援助実習指導、精神保健福祉援助実習、社会福祉学演習、卒業論文

【ゼミ紹介】

ゼミ生が主体性をもって研究や勉強等に取り組めるよう授業を行っています。3年次には、社会福祉に関連する文献を読みディスカッションしたり、プレゼンテーションしたりします。さらに、卒業論文執筆で必要となる基本的な知識を学んでいきます。4年次には卒業論文の個別指導を中心に、ゼミ生のリクエストに応じて国家試験受験対策を行います。

宮原 和沙 講師

【研究分野】
研究分野は、社会福祉学と生命倫理学であり、次のことについて研究を行っている。
1. 人間の生命(いのち)の始まりと終わりに関する研究 (例えば、生殖補助医療に関する福祉倫理学的研究や患者の尊厳ある生や死へのソーシャルワーク・アプローチ等について)
2. 医療福祉に関する研究
3. 第二次世界大戦後の引揚げ女性への非合法の中絶に関する女性福祉論の研究


【担当授業】
ソーシャルワークの理論と方法 E・2 単位・3 年前期,精神保健福祉援助演習(新カリキュラ ム)・4 単位・3-4 年通年,精神保健福祉援助演習(旧カリキュラム)・2 単位・4 年通年,精神 保健福祉演習・1 単位・2年後期,精神保健福祉援助実習指導・3 単位・3-4 年通年,福祉専門 職特講 B・2 単位・4 年前期(オムニバス形式),精神保健福祉援助実習・5 単位・3-4 年通年.

岡本 浩美 助教

【研究分野】

私は、これまで不登校・ひきこもり、障がいがある方へのスポーツ指導に取り組んできました。その経験を活かし、「こども家庭福祉」、「不登校」、「障がい者スポーツ」の研究分野に取り組んでいこうと考えております。

【担当授業】

ソーシャルワーク実習A、ソーシャルワーク実習B、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ、ソーシャルワーク実習指導Ⅱ

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