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公立大学法人 福岡県立大学

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公共社会学科

教職課程(中学社会・高校公民・高校情報)

高等学校教諭一種免許状(情報)の教職課程認定を受けました!

  •  公共社会学科の教職課程は、文科省より2021年11月15日付で高校情報免許が認定され、以下の3つの教員免許が取得できるようになりました。
  •  ◇中学校教諭一種免許状(社会) 
  •  ◇高等学校教諭一種免許状(公民)
  •  ◇高等学校教諭一種免許状(情報)

教員養成の状況

教職課程で実践的な学びを重ねました!

  • m.jpg 教職課程では、少人数制で充実したサポートのもと、教育分野の基礎や授業を実践する上で必要な知識、技能を学ぶことができます。1・2年次では教育学の基礎を学び、3年次では実際に50分間の模擬授業を行いました。準備段階での学習指導案作成や、他者との意見交換による振り返りから、自分では気付けなかった良さや改善点を発見することができました。また、社会福祉施設や特別支援学校での介護等体験を通して、講義ではできない貴重な経験をしました。
  •  3年次の学校インターンシップでは学校の教育活動に参与し、現職の先生方による、授業や生徒との関わり方に接して、実践的な学びを重ねました。私自身も、生徒から頼られ、生徒が自立していく様子を近くで見守る体験ができ、教員のやりがいや楽しさに気づきました。4年次には教育実習を行いました。社会科地理的分野「日本の諸地域」の授業を担当しました。生徒の目線に立ったわかりやすい説明の仕方をはじめ、大切なことを学びました。そして、休み時間や放課後は、生徒と話したり部活動に参加しました。その結果、生徒と多くの時間を共にして信頼関係が生まれることで、生徒が自分の声に耳を傾けてくれることにつながるのだと感じました。 実習後に頂いた寄せ書きには、「先生の授業は分かりやすくて楽しかったです!」というコメントや「先生のおかげで、社会が好きになりました!」というコメントがありました。1年次からの積み重ねが実を結んだ教育実習を終えて、教員となる意志がさらに強くなりました。
    公共社会学科4年 村橋 要 (福岡県)

高校情報免許の知識は高度情報化社会に生きる重要な力に!

  • km.jpg 1年次では不正アクセスなどのサイバー犯罪に対する情報セキュリティについて学習します。また、実際にコンピュータを用いたデータ分析の方法についても学習します。当初は情報機器を利用することに対して、強い苦手意識を感じていました。しかし、担当の先生方による丁寧なご指導や他の受講生からのサポートを受けていく中で、情報機器の利用に対する苦手意識は徐々になくなり、自身の成長を実感することができています。質問に対応する時間も十分に設けられており、自分のペースに合わせて学習を進めることができます。2年次ではネットワークシステムの構成や周辺技術について学習します。また、プログラミングの基本的な概念や技法についても学習します。1・2年次の延長線上として、3年次では個人情報の保護や利用について法制度と絡めての学習をします。また教員免許取得に関して実際の情報科という科目としての教育方法も学習できます。本学科の特色を活かして社会学・心理学・教育学等の幅広い分野に必要な統計解析についても学習します。
  •  教職課程では、2022年度より高等学校教諭一種免許状(情報)を取得することができるようになりました。教員免許状の取得を目指すことで、同時に上級情報処理士資格に関する知識も身につけることができます。情報機器に関する知識を身に付けることは教職にとどまらず、これから先更に高度化されていく情報化社会を生きていく上で非常に重要です。福岡県立大学で学んだ知識を将来に活かしていきたいと思います。
  • 公共社会学科4年 南谷幸佑(岐阜県)

教師は子ども達の成長を近くで見て一緒になって感動できる、やりがいのある職業です!

  • i.jpg 私は1年間の講師経験を積み、昨年度から田川郡糸田町にある糸田中学校で社会科の教員として働いています。今年度は中学1年生の担任として、社会科の授業を受け持ち、慌ただしくも充実した日々を過ごしています。
  •  私は、最初教員免許を取得するために教職課程で学んでいましたが、卒業後に教員として働くということは全く考えていませんでした。「人前に立って話せるのだろうか。」、「自分のような人間が子どもの成長にとって大切な時間に関わっても良いのだろうか。」など多くの不安があり、教員へなることに自信がありませんでした。しかし、就職活動をしている中、機会があって、講師として小学校で働いてみることにしました。教育現場は、想像通りの大変なことなどもありましたが、子どもたちと楽しく関わり合えることや子ども達の成長を近くで見て一緒になって感動できることなど、自分にとってやりがいのある職業だと感じることができました。担任となった今は、授業、学級経営、生徒指導など、初めてで上手くいかないことや多様な子どもたちの対応に苦労をしていますが、その分、多くのやりがいや楽しさを感じて頑張ることができています。
  •  福岡県立大学の教職課程はあまり人数が多くありませんでしたが、その分同じ仲間たちとの仲を深めることができ、切磋琢磨できる関係を築くことができると思います。また「不登校引きこもりサポートセンター」をはじめ、多くの教育や子どもに関するボランティア活動など、身近に学ぶことができる環境が整っており、そこで得た経験は今でも、役立っています。最初はなんとなく飛び込んだ教育界でしたが、そのなんとなく挑戦したことで今の自分があります。みなさんもぜひ自由な大学4年間を「やってみよう」の気持ちで色々なことに挑戦し、やりがいを見つけられるような有意義な学生生活を送って欲しいと思います。 
  • 2021年度卒業 K.Iさん(広島県)
  • 糸田町立糸田中学校教諭

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